田村文宏 作品展のお知らせ

2019年11月2日(土)から10日(日)まで「田村文宏 作品展」を開催します。

田村文宏さんの福岡での初の作品展であり、うつわHOUSEでおこなう初めての個展でもあります。

安南手やクメールの黒釉のような東南アジアの焼物の魅力を今のうつわに落とし込んだ作風特徴的でしたが、最近は地元・瀬戸の土をどう生かすかに狙いをつけています。

その表れとして古瀬戸(こぜと)というそれこそ古い時代、自然の灰を使って釉を施し始め時代の焼物を作品つくりに取り込んでいます。

DMの写真のこの画像にある花器もその表れです。線で掘られた花の模様があるのですが、それを青い釉が覆って、そこへさらに灰がかぶさっています。形・文様といい灰釉といい古瀬戸の要素たっぷりです。

一方で手前の八角皿は、今どきの形で今の食生活に合った使いやすいうつわ。

そういった実際の食器としての使いやすさ・合わせやすさも外さないのが田村さん。それはこれまで続けてきた作陶という生業の中で培われたものです。

田村さんの今の焦点となっている古瀬戸だけでなく、これまでの多数の作風を組み合わせたバリエーション豊かな作品の展示になると思います。どれも今の福岡ではなかなか見られないテイストのうつわ、味わい深い焼物、ぜひご覧にお越しいただければと思います。

田村さん在廊日:11月2日・3日